僕の猫の物語:鰹節 2015年11月24日 22:37 僕の猫の物語 猫はずっと6階の廊下にたたずんでいた 気になって覗いてみても誰かが探しに来る気配はない 「まだいるよ」 しばらく時間が経ったあと、 猫はお腹が空いていると思って 僕は家にあった鰹節パックを新聞紙の上に開けた そして、その新聞紙を両手で 猫のところまで持って行く 途中、鰹節が少し風で飛ばされたけれど そんなことは気にもせず、僕は廊下にたどり着くと 猫はまた僕を見つめていたが、さっきと少し様子が違う 鼻がピクピクと動いていた
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